『ゲー魔王』は本当につまらないのか?読者の評価は賛否両論!!?
現実世界が2Dゲームに!? 夢を叶えるため、漫画家アシスタントが描いたキャラと共に、ゲームを終わらせる冒険へ! しかし、話題になったドット絵演出の裏側には…!? 予想外の展開と、アンチコメントに揺れる作者の心情とは?
💡 現実世界がゲームの世界に侵食されるという設定が斬新
💡 読者からの賛否両論が話題に
💡 最終回を迎えた『ゲー魔王』の行く末
それでは、まず第一章から詳しく見ていきましょう。
現実世界を脅かすゲーム『ゲー魔王』
夢を叶えようと14年間描き続けたキャラが、現実世界の危機を救う!?
「ゲー魔王」で冒険が始まる。
現実とゲームの世界が融合する設定は、SF好きにはたまらないですね。

✅ 「ゲー魔王」は、漫画家を夢見る主人公が、自分が描いた漫画を原作とするゲームの世界に巻き込まれ、現実化したゲームの謎と友人の目的を解明していく冒険物語です。
✅ 主人公は、ゲームの先に世に出た自身の漫画が「パクリ」扱いされてしまう苦悩を味わう一方で、ゲームの世界が現実化したことで、自身の作品が持つ力と、友人の隠された目的を目の当たりにします。
✅ 「オクトパストラベラー」のシナリオ担当である作者が描く、ドット絵と3DCGを融合させた美麗な世界観と、現実とゲームの境界線が曖昧になる展開が魅力です。
さらに読む ⇒かめたび | 漫画のレビュー・キャラクター解説のブログ出典/画像元: https://turtle-journey.com/ge-maou/ドット絵と3DCGを融合させた世界観は、美しく、独特な雰囲気を醸し出していますね。
『ゲー魔王』は、漫画家アシスタントの唯野六が、自身の夢を叶えようと、小学生時代に描いた「ゆうしゃ」というキャラクターを14年間描き続け、自身の漫画に投影している物語です。
ある日、六は学生時代の同級生の侭音と再会し、彼女が持っていたゲーム『ゲー魔王』の噂について聞かされます。
プレイヤーを吸い込むという噂が流れ、生配信中に有名ゲーマーが消えたという事件も発生し、『ゲー魔王』は史上最凶のラスボスと恐れられています。
六は、編集者から自身の漫画のキャラが『ゲー魔王』の黒騎士に似ていると指摘され、自身の夢を諦めかけますが、ゲームクリエイターである須吾杉治が『ゲー魔王』のアップデートを発表し、現実世界がゲームの世界に侵されていくという事態に発展します。
六は、自身が描いた黒騎士と共に、2Dの世界に覆われた現実の世界を救うため、ゲームを終わらせるという冒険に挑むことになります。
めちゃくちゃ面白いです!現実世界がゲームの世界に侵食されるっていう設定が、もう最高なんですよ!
読者と黒騎士の共感とゲームシステムへの疑問
「ゲー魔王」の読者は、黒騎士に何を感じている?
大切なものの喪失
漫画の読者層の分析は興味深いですね。

✅ 記事では、漫画「ゲー魔王」の最新話について、黒騎士がロクにしか見えていないという設定が示されたこと、ロクの漫画が実体験に基づいた作品であることを示唆する描写があったことがまとめられています。
✅ 一方で、ロクの過去と黒騎士の関連性や、ゲーム内の黒騎士がロクの夢に現れた描写がわかりにくいという指摘、ゲーム世界のデータ説明の不備についての意見も述べられています。
✅ さらに、ロクが描いたスケッチが、ゲーム内のコマと同じ構図であることから、ロクがゲームの世界にいるのか、それとも物語を俯瞰しているのか、という疑問が提起されています。
さらに読む ⇒Togetter - 国内最大級のTwitterまとめメディア出典/画像元: https://togetter.com/li/1981268?page=8ゲームシステムの詳細が不足しているのは、確かに気になる点ですね。
銅折葉さんは、漫画『ゲー魔王』の読者層について考察しています。
ゲーム表現が素晴らしいと評価されている一方で、ゲームの詳細な設定やシステムについては多くの人が関心を持たず、主人公が自身の造り上げたキャラクターである黒騎士を、読者それぞれが自身の大切なものが奪われた感情を投影して読んでいると分析しています。
また、作品内で登場するゲームの表現について、現実的な詳細よりもフィクションとして認識してもらうために、あえて子供だましの要素を取り入れる必要性があるのではないかと疑問を呈しています。
特に、黒騎士というジョブの具体的な能力や、必殺技である『あんこくけん』の効果描写の不足が問題点として挙げられています。
作品の序盤ではゲーム設定の詳細を過剰に提供することが、ライト層への訴求力を低下させる可能性があるため、あえて詳細を伏せている可能性も示唆しつつ、黒騎士というジョブや『あんこくけん』の具体的な能力、ゲームシステムの詳細が今後どのように展開されるのか懸念しています。
ゲームの詳細な設定は、確かに気になりますね。でも、ストーリーに集中したいから、あまり深く考えないで楽しんじゃってます。
読者からの批判と疑問
「ゲー魔王」は一体何がダメだったの?
内容が残念だった
クリエイターと読者の関係性について深く考察した記事ですね。

✅ 記事は、「ゲー魔王」という漫画の最終回を受けて、著者が作品と登場人物、特にロク、エラー、須吾杉に対する自身の感想を考察というより感情のメモ書きとして綴ったものである。
✅ 著者は、特定のクリエイターに異常執着してしまう経験から、作品を生み出すクリエイターの創作に対する考え方や、作品に救いを求める読者の心理について考察し、ロクと須吾杉の関係を例に挙げて説明している。
✅ 特に、ロクが「須吾杉を楽しませたい」という気持ちを抱いていたこと、それが「須吾杉を救いたい」という気持ちとは異なる点、また、須吾杉がロクとの思い出に救いを求めている点などを分析し、作品に対する著者の深い考察と感情が読み取れる。
さらに読む ⇒ しがないオタクの手記出典/画像元: https://shchg-u.hateblo.jp/entry/gememaou最終回の感想は、個人的な感情が強く出ているように感じました。
『ゲー魔王』は、現実が2Dゲームになった世界で、主人公がゲームクリアを目指していく物語です。
当初はドット絵演出が話題を呼び注目されましたが、内容のガバガバさ、画力の低さ、構成のわかりづらさなどから、読者からの批判が相次ぎました。
特に、20話以降のループ展開と長すぎる回想シーンは、読者置いてけぼり状態となっています。
キャラも薄く、感情移入しにくいことや、ゲーム部分よりも現実部分の方が面白いことから、ゲーム要素は不要だったのではないかと感じる読者もいるようです。
また、ラストバトルかと思いきや再びリセットされてしまったことなど、作者の構成力やシナリオ能力に対する疑問の声も上がっています。
最終回は、ちょっと消化不良でしたね。もっとスッキリとした終わり方を期待していたのですが。
ゲー魔王の最終回と今後の展望
「ゲー魔王」の最終回は、読者にどんな印象を与えた?
釈然としない
最終回の内容については、賛否両論あるようですね。
公開日:2024/06/20

✅ 「ゲー魔王」は、最終回を迎えたものの、過去作品の繰り返しや分かりにくい展開、キャラクターへの感情移入の難しさなどから、読者からの評価は低く、つまらないと感じる人が多かった。
✅ 特に、序盤から登場していたエラーに焦点を当てすぎた結果、ゲーム部分はオマケとなり、絵も雑になっていった。また、連載が隔週であったため、コメント欄は荒れ放題となり、作者からのアンチに対する意趣返しとも取れる描写が見られた。
✅ 最終回では、過去のアンチコメントをしていた読者と思われる人物が、ロクの連載作品のコメント欄を荒らそうとしたことが描かれた。しかし、この人物は作中で嫌われキャラとして描かれており、読者との温度差を感じさせる描写だった。
さらに読む ⇒めぎしす!出典/画像元: https://www.menuguildsystem.com/gemaou-episode38-impresssion/アンチコメントに対する作者の反応は、作品の評価に影響を与えているのかもしれません。
ゲー魔王は最終回を迎え、スゴスギを撃破し、皆は元に戻り、ロクはジャンプラで連載できるようになりました。
しかし、エラーがどこからか見守っているところで終わるなど、釈然としない終わり方でした。
回想の多用や、モブキャラだったエラーが急に主人公の相棒になるなど、ストーリーが分かりづらく、感情移入しづらくなってしまったことがつまらないと感じた原因です。
ゲーム部分はオマケとなり、絵も雑になっていく一方で、掲載頻度が低いためコメント欄は荒れ放題でした。
しかし、その荒れっぷりを見にくる人が多く、閲覧数は最後まで高水準を維持していました。
作者は、コメント欄のアンチに対して意趣返しをするような描写を作品に取り入れており、特に最終回では現実世界でリハビリ中のエアプ連呼マンがロクの作品を荒らしに行くシーンがありました。
この描写は、アンチコメントを気にしている作者の心情を表しているのかもしれません。
しかし、この描写は、アンチに対する反感を買ってしまうだけでなく、作品のクオリティを下げてしまい、読者との温度差を生み出してしまっているように感じます。
全体的に見て、ゲー魔王は出オチ感の強い作品であり、単行本は全く売れていません。
もし次回作があるなら、バトルシーンをなくし、作画担当を変えるなど、ゲームクリエイターに焦点を当てた作品にしてみてはいかがでしょうか。
最終回は、ちょっと残念でしたね。エラーの存在が謎のまま終わってしまったし、アンチコメントに対する作者の反応も気になりました。
『ゲー魔王』は、現実とゲームの世界が融合した斬新な設定と、読者の感情を揺さぶる展開が特徴の作品ですが、ストーリーの分かりにくさや、ゲームシステムの詳細不足など、改善点も見受けられました。
💡 現実とゲームの世界が融合した斬新な設定
💡 読者からの賛否両論
💡 最終回の評価が低い